
甲斐駒ケ岳に日帰り登山に出かけました。
想像以上にきつく、今まで味わった事のないほどの充実感と疲労(笑)を感じました。
この黒戸尾根は一泊が当然のコースで、日帰りは無謀、無茶です。必ず自分の体力、コンディション、技術、天候を確認の上参考にして下さい
行動時のカメラはPETAX WS80です。汗でズボンが浸水状態でも平気な気軽な防水カメラです。山頂ではルミックスLX3を使用致しました。
日本でも有数の体力を要する甲斐駒ケ岳登山道・黒戸尾根は、甲斐駒ケ岳を山岳信仰の地としており、石仏や石碑が鎮座する信仰の登山道で有ります。また近年はトレイルランをする人たちに人気の場所となっております。また日本三大急登のなかでも一番キツイコースとして知られております。(標高差は2200m弱有ります)
前日午後8時頃から仮眠を取り、午後11時起床、軽食を食べ午前零時に自宅を出発しました。休日割引などを目一杯使用して所沢・圏央道・中央道須玉IC迄、そこから一般道・国道20号で白州の道の駅に着きました。ここで途中に買った温かいコンビニ弁当を食べ、そして今日の車のデポ地、竹宇駒ヶ岳神社駐車場に午前3時15分に到着致しました。駐車場は広く駐車車両は10台程度、人の乗っている気配は有りません。

今日の持ち物は、山用ゴアテックス雨具上下、クラフト自転車用ウィンドブレーカー、山用長袖(非常用)、交換用靴下、行動食はウインナーパン2個、塩どら焼き1個、おにぎり2個、水をストリーマーに3L、自転車用ボトルに水500ml、コーラ500mlを1本、非常食としてカロリーメイト2箱、応急手当セット、絆創膏や薬、止血用傷テープなど、ヘッドライト、ヘッドライト用予備電池3本、携帯電話、携帯電話用予備バッテリー充電機(FOMA用),発煙筒、デジカメ2台、地図 (5万分の1)行動衣はクラフトアンダー、ユニクロスポーツ用パンツ(化繊)、ユニクロスポーツ用シャツ、自転車用7分パンツ(キャノンデール)、パールイズミ自転車用グローブ、アソスヘッドバンド、LEKI登山用杖、軽登山靴など。
行動食に関しては、水は下山時に3L補給(上下で1Lづつ廃棄しているので合計4L消費、下山時に山小屋でポカリスェットを2本購入、おにぎり2個は里まで帯同しました。










この時間だともう山頂で御来光を眺め、テントを撤収しているのだと思います。








トレイルランナーのトップクラスでは同じコースで3時間を切るそうです。もう変態の度を越しています。
今回のコースは時間帯もあったのかも知れませんが登山者には15名程度しかすれ違いませんでした。トレイルランナーの方たちは10名程度おりましたので本当に人気なのだと思います。
山頂からの景色(ここからはカメラ変更、写真サイズ大きいです)




山頂で20分程度休憩して写真撮影、補給を致しました。長居は無用、山の天気は変わりやすくいつ牙をむき出しにしてくるかわかりません。また体力も時間がたてば経つほど消耗してきます。このコースは登りよりも下りに体力、神経を使いそうなので尚更です。名残惜しいですが山頂を午前10時丁度に出発致します。(無事に里まで帰れるように頂上の本宮に御祈りを致しました)

ポカリ1本はその場でがぶ飲みしてもう1本はザックにしまいました。ビールを冷やしているこの水をストリーマーになみなみ補水します。水が出ていて助かりました。外の看板には小屋では現在朝食、夕食の用意はできないと書かれておりました。なんでもヘリの荷揚げがうまく行っていないみたいです。電話での問い合わせも出来ないようなので、何時なんどきでも最低限の自分の食料は用意してから登山した方が食いそびれないで良いかと思います(山で超空腹なんて辛すぎます)
下山時の様子
下山時の様子2

体重が有るだけに下山時の負荷は半端じゃ有りません。辛い辛いを連発し(笑)休憩を沢山取りました。

他の方の報告も有りますがこの猛暑時期黒戸尾根は蒸し暑く、行動時間も長時間になります。熱中症対策として粉末スポーツドリンクや塩、十分な水分等を用意して出かける事を心懸けてください。山では誰も助けてくれませんし助けようも有りません。自分の身は自分で守る、謙虚な行動をお願い致します。
(老人単独での遅い時間からの登山者いました。七丈小屋まで行くと行っていましたがたぶん小屋に着く前に真っ暗になってしまいます。一応軽く注意はしときましたが大丈夫だったでしょうか?、トレイルランの人たちは小さなザックのみで本当に大丈夫なのでしょうか?高尾山や奥多摩の山とは違います。3000M級の山の天候や気象を研究してから行動してもらいたいと思います。今年も6月まで残雪が残っていたそうです。事故が起こってからでは遅いので良く研究してから行動してください。このような形の山スポーツ、トレイルランを私は応援したいと思います)
今回黒戸尾根に本気で勝負しに行きました。
富士山海抜ゼロからの挑戦よりきついのは最初から判っておりましたがこれほどまでとは想像もできませんでした。
何とか目的は成就出来ましたが、まだまだ自分の甘さ弱さも感じた次第です。
山は厳しいです。必ず中途半端な人は跳ね返してきます。
体を鍛えることも大切ですが、まだまだ精神の甘さを感じた山行でした。
とまあ、あまり無理しちゃいけないよという事ですね(笑)
無事に車に戻りましたが、体中の汗と汚れを一刻も早く取りたくてたまりません。下山中よほど臭かったのか体の周りをハエやアブ、ぶよがまとわりついてたまりませんでした。臭い人にはよって来るのですよ(笑)





処で一人で行動するときはマーチ12SRが多いのですが、今回久しぶりにワゴン車で移動してみて楽チンさに、また惚れ直してしまいました。特に燃費がネックなのですが高速道の大型トラックと同じスピードで走ってみるとなんかとても楽チンで燃費が良かったです。リッター当たり10.6㌔は過去最高ですね。それにしても燃費悪い車には違い有りませんが2.5Lのターボ付だからしょうがないか
でも車中泊できるフラットな荷室は寝心地がよいです。
マーチは小さくて燃費が良いのですがとにかく全開気分(笑)
元気に走ってリッター当たり15㌔程度、流れをリードするくらいで17キロ程度は走りますからね。マーチは遅いもんだと思い込んでいる方が多く煽られて困るのですが、ちょっと遊んであげると皆ビックリしますね(笑)昨日ぐらいのペースで走ったらリッター20㌔は軽く行くんだろうなー。今度挑戦してみよう。
走行距離395km 燃費10.5㌔/1L
使ったお金
ETC高速代 3050円
ガソリン代 5088円
食費 約3000円
風呂代600円
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