2010年10月14日木曜日

山岳遭難防止セミナー




(社)日本山岳会主催の山岳遭難防止セミナーに参加してまいりました。会場は東京体育館です。
副都心線で北参道にて下車しましたが、近道しようとしたら道に迷い、大都会で遭難しそうになりました。なんとか30分遅れで参加出来ました。(大汗かきました)
講演者は櫛引知弘(くしびきともひろ) 長野県警山岳遭難救助隊副隊長です。主にヘリコプターによる救助を担当されています。

遭難しないということよりも、もし遭難してしまった時の対処の方法をレクチャーして頂きました。通常は表に出ない映像なども有りリアルな映像と現実に、ぞーとしました。救助の様子はすべて映像に撮ってあるのだそうですが、それは後輩指導用の為だそうです。場面場面ですべて対応の仕方が変わるわけですから経験値を上げる為にも大切なことだと思いました。
最後に副隊長は、救助というのは私たちの使命ですからどのような状況でも出動します。但し私にも大切な家族がいますので常に安全に気を使っていますが、常に怖いと思っております。この怖いという感じが無くなったらこの仕事を辞めるつもりですとおっしゃっておりました。この恐怖心が安全を呼び、日頃の猛訓練をするモチベーションになるのでしょうね。
今回の講習は大変勉強になりました。一生涯このような人たちにお世話にならないようにしたいと思いました(笑)


講習を受けてきたにもかかわらず、帰りの電車の網棚からペットボトルを落下させてしまい、目の前のお兄さんの頭を直撃をさせてしまいました。謝ったら許して頂けたのですが、大変ばつの悪い思いをしてしまいました(笑)

山では落石注意、電車では網棚の荷物に注意ですね(笑)

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