2011年2月25日金曜日

そうだ京都、行こう 5

京都最終日、本日は朝からサイクリングです。といっても私一人だけ。
妻はホテルのベットの上で爆睡中です。昨日みた鴨川にサイクリングロードがあったので川沿いを遡上すれば上鴨神社あたりまで行けるのかと漠然と考え、地図も良く見ないで走っておりました。そしたらどんどん田舎というかこのままいったら絶対他県に行ってしまうという防御反応が体からでて、わかるところまで引き返す事にしました。コンビニで地図を見てみるとやはり完全なミスコースです。鴨川は出町柳という処で高野川と賀茂川に別れるのです。気がつがず高野川沿いを走っていってしまいました。
気が付いてからは下鴨神社を目指します。
素晴らしい神社です。その後京都御所を目指します。
朝の時間は本当に静粛な場所で実際ここを自転車で走っても良いものか、地元の人に聞いてしまったほどです。

玉砂利の上は、小さな車輪の自転車ではとても走りづらかったです。GPSログ付けていましたので走ったコースはこちら。




一度ホテルに戻り、軽く朝食を摂ってから行動開始です。今日は妻の調子も良さそうで一安心です。まず向かったさきはホテルと目と鼻の先の二条城。妻は大河ドラマ篤姫のファンでその時代の事に興味があるらしく本日は乗り気です(笑)


まず城の中を見学です。城内は撮影禁止なので写真はありません。

昔修学旅行で見学したはずですが、当時の事をすっかり忘れています。ただうぐいす張の床がきゅきゅっくとなることぐらいしか記憶がないのですが、こうやって改めて興味を持って接してみると感動が芽生えます。なんてすごい物を作っているのかという事と、今では作りたくてもこのような材料は探すだけでも大変だろうな、なんて色々考えてしまいました。
その後外にでて庭園を見てまいります。






ゆっくりと時間をかけ隅々までみてまいりました。個人の旅は時間に縛られていないので本当に良いですね。







その後商売の神様、伏見稲荷に移動です。近所の東伏見稲荷神社には毎年父が参拝しているのですが本日は4万あるお稲荷さんの総本宮に直々の参拝です。



そして有名な鳥居。どんだけ有るんだというくらい無数にあります。
いや全く異次元です。
一本一本全て寄付した人がいるみたいです。素晴らしい企業や個人のお名前が刻まれていました。
少しでもあやかりたいと、ちっちゃな鳥居を購入し手を合わせてきました。よし気合入れるぞ(笑)
仏様や、神様の前で頭を下げ手を合わせるというのは、自分に暗示をかけているようななんか不思議な気分がします。拝めば手に入るという原理が有りますからまんざらではないのですが(笑)







その後伏見桃山まで移動です。この街は日本酒のメーカーが沢山ございます。有名なブランドでは黄桜や月桂冠などですね。紙パックの酒を作っているメーカーが多くあまり良い印象は無かったのですが近頃は良いお酒も沢山出来ているようですね。

此処まで色々見てきましたので非常にお腹が空きました。時間も午後2時を過ぎています。予定通り
鳥せい本店
で食事を頂く事に致しました。それにしても混んでいますよ。30分待ちだそうです。その間街を散歩して待つ事に致しました。

本日オーダーしたのは軍鶏のすき焼きと、

妻は鳥釜めし。出来上がりまでに20分頂きますと一応注意が入ります。個人の旅行なので全然OKですよ。
どちらも量、味とも大変満足出来る者でした。此処は鳥料理が有名です。軍鶏すき焼きは黒糖味付けの甘ーい醤油味、釜めしは関西風の薄色ですが出汁の良く効いた物でした。また一緒に出された粕汁がとても美味しく妻が一番美味しかったと言っておりました。


お腹一杯になったところで伏見の街を散策です。酒屋の建物が良い佇まいです。


散策していると妻がついてきません。お土産何にしようかしら?とありとあらゆるお店に引っかかっています(笑)  数点のお土産を購入してさらに街を歩きます。





そして最後に寺田屋を目指します。坂本龍馬とお龍の縁が有った場所でもあります。


すがた形は夢が有った方が良いと思いますが、現在の姿は再建されたレプリカだそうです。まあ鳥羽伏見の戦いでここら辺は全て消失されたそうです。
坂本龍馬やお龍に想いを馳せ、この地を後にする事に致しました。まだまだ観光客も多く、時代物が好きな人は多いのだなというのが実感です。
ところが駅に戻る商店街は閑古鳥でしたね。
大河ドラマが上映中は大変な賑わいだったのでしょうけどね。商店街の名前まで変えて取り組んでもブームといのは恐ろしい感じがしました。

妻と二人、京都旅は終了致しました。盛り沢山すぎて、うわべだけの旅行でしたが時間が経ちもう少し余裕ができたら、もっと深く研究してみたいと思いました。

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