2010年11月3日水曜日

台湾 松山空港にて

台湾から無事帰国し休暇中にたまった仕事を本日必死になってしましたが、仕事中にどうしてもこの悲しい気分を伝えなくてはならないと思いました。

それは台北松山空港から羽田行きを待つ、現地時間午後5時半前後の事です。松山空港の保安エリア内にあるパブリックスペースの待合室の事で、いわゆる普通の旅行者が飛行機の搭乗手続きが始まるまで待つ椅子がたくさんあるエリアの出来事なのですが、空港免税店で買い物をする妻や次男に付き合いきれず、一人椅子に座りPCでメールのチェックなどをしていたのです。

すると、何やら後方50m以上の所からかなり大きな声で話す集団がおりました。台湾の隣の国からでも来た人たちのグループかなと思い、最初はあまり気にしていなかったのですがだんだん気になりよくよく耳を傾けてみると、なんと日本語なのです。

よほど台湾で良い事でもあったのでしょうか?もうその騒ぎと言ったら、まるで個室で行っている宴会の騒ぎそのもの、大きな声でしゃべるは、手を叩いて笑うは、あまりにもみっともなく何て連中がいるのかと確かめに行きたくなりました。しかし妻、子どもの荷物を見張っている以上その場所を離れるわけには行きません。いつまでたっても戻ってこない妻や子供、いつまでも公共の場所で宴会騒ぎをしている親父たちにどんどん腹が立ってきてイライラがピークになってきました。

うるせ―な。この親父たち。

ようやっと妻、子どもが帰ってきたので、この親父たちに注意してやろうと、近くまで行って本人たちを確かめてみると、
本当はどこかの青年部(笑)みたいなグループが騒いでいるのかと思いましたら違うのです。

スーツ姿の約40歳~50歳前後の立派な男たちが10人程度騒がしく、そしてグループは同じだと思うのですが、傍観している静かな人間が20~30人程度います。

なんじゃこら。少しビビる自分(笑)


よくよく観察してみると、政府関係、議員、秘書、随行員、旅行エージェントなどの皆さん見たいです。議員バッチを付けている人もいましたし、政府関係の人で身分がばれてはいけない人はネクタイ上着を脱いで騒いでいる人もおりました。(よくやる手口)
羽田などは個室の待合室があるので宴会騒ぎも出来るのでしょうが、古い台湾の松山空港などは個室のラウンジが無かったのかもしれません。

しかしそれは無いよね、というぐらい勘違いしている奴らに腹立たしさと、悲しさが入り混じりました。注意しなかった自分も嫌ですが、せめて国を代表している皆さんには日本人として行動を取ってもらいたいものです。

一国を代表するパブリックなスペースを他国の人間が宴会場にしてしまうずうずうしさ。
そういう人間が政治をしている現実。
たとえ最初はそうでなくても、だんだんその立場にいるとまるで自分たちが偉くなったように錯覚しているのでしょうか?

本当は写真でもバンバン撮ってくれば良かったのですが、まあ個人の戯言と想像だと思って下さい(笑)
でもこの日は政府や色々な方々が台湾に行っていたみたいですね。

まさか昔の日本男子みたいに台湾遊びをしてきた訳じゃない事を祈りますよ。


さすがに飛行機の中は席が離れていたので問題は無かったのですが、羽田国際空港内、ターンテーブル (荷物受取所)で手締めには2度ビックリしましたよ。
シャシャシャン・シャシャシャン・まだ宴会所ですか。他のお客さんもビックリしていました。(ここで写真を撮ろうと思ったら、写真禁止エリアでした)

どうしても手締めしたければ端の方でやれば良いのに。どういう感覚しているんだろう。
ねえ議員バッチつけた皆さんと、その傍にいる勘違いしている皆さん。

今,日本は危険なパワーゲームのど真ん中に入るのにね。
しっかりして欲しい。

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