2010年2月8日月曜日

50回忌



我家の父のたっての希望から、私から見れば祖父の50回忌を行いました。私の父も後数日で80歳。後世に伝えておきたい事もあるのでしょう。私の父方の祖父は、私が生まれて約35日で逝く事になりましたが、母にでかしたでかしたと大変喜んでくれたそうです。そして死の直前まで私を数十回にわたりお風呂に入れてくれたと聞かされております。

久しぶりに南池袋の菩提寺に親戚を始め集まりました。
軽食やお茶を頂きながら法要の時間を待ちます。
お寺の中は、掃除が行き届いていてピカピカです。
法要の時間がまいりました。
本殿でご住職様の法要が始まりました。
私の息子たちや
妹の姉妹も全員参加です。
ご住職様より50回忌はとても出来る人は少ないとの事、まあ条件がそろわなければとても無理ですよね(笑)
そして現在は法要そのものを行う人が少なく、お寺様との縁が薄くなっているとの事を伺いました。息子たちも前回33回忌の時は全然気が付かなかったでしょう(まだ5歳以下)。そして今回もたいして感じなかったかもしれませんが、自分が有るというのはその前に努力をされてきたご先祖様がいらっしゃるといことなのですよね。

ご住職様にこのような若い方々を連れてきて下さり(まあ見本を見せてくれたということでしょうか)大変有難うございましたとお礼の言葉を頂きました。

通常法要は中々無いと思いますが、我家では必ず盆や彼岸にはお墓をお参りし、皆で墓を洗い線香を手向け、手を合わせる事をし てまいりました。
やって良い事といけない事の判断など何も言わなくても親の姿勢や行動が自然に次世代に受け継いでくれれば、こんな良い事はないなと感じました。
新しい塔婆を建て、最後に全員で線香を手向け手を合わせました。
快晴の池袋でしたが、風が強く大変寒い日曜日でした。ですが私にとってはすがすがしい気持ちと、父にとっては達成感のあった行事だったと思います。

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