2009年11月10日火曜日

広島・山口研修旅行 世界遺産の旅

業界仲間と研修旅行に行ってまいりました。おととしの長崎研修旅行に続き、今回は広島です。
業界仲間といった長崎から、そして今年初、商工会青年部事業の知覧訪問、先日の台湾旅行・広島と、私にとっては犠牲になった人たちの事を考えさせられる一年になりました。

前々日の木曜日、羽田行きのバスチケットを購入しました。大泉学園発和光経由、羽田空港行き、近くの長久保から乗車の予約です。乗車時間は午前5時45分、代金は近くのファミリーマートから入金致しました。(1300円)

前日の11/6日金曜日
明日から旅行だと思うとなんかoffモードに突入してしまい、少し飲みすぎたみたいです。まあ明日の朝は午前4時30分に起きれば余裕でしょということで携帯目覚ましをセットし、午前1時に就寝致しました。



目が覚めると

どひゃー 午前6時25分です

確かに携帯目覚ましが鳴ったのは覚えているのですが、無意識に消してしまったのです。
もうそれからは焦りました。妻を起こし駅まで送ってくれるよう頼み、あわてて着替え、車に乗り込み携帯で乗換案内をチェック。6時40分の列車に乗れれば何とか間に合いそうです。朝霞の駅に着いた時には6時39分で階段を下りた時に列車が到着という、何とも滑り込みセーフ状態でした。

その後乗換案内の指示通り、オンタイムで列車に乗る事が出来ました。(PASMOが無ければ到底無理ですね)
羽田空港に何とか離陸15分前に到着し、優先検査口で保安検査を受け、ぎりぎりセーフで飛行機に搭乗する事が出来ました。いやー今回の旅行同行者8名の皆様には、最初から大変な心配とご迷惑をおかけ致しました。ごめんなさい。

さて何とか飛行機に乗る事が出来ました。広島空港からは空港バスで広島駅まで向かいます。(約45分)
初日目的地は、世界遺産の安芸の宮島・厳島神社です。広島駅で市電、フェリー一日乗り放題券を購入し(840円)市電に乗り込みます。
思った以上に市電での移動に時間がかかり(約1時間以上)、宮島口に到着したときはちょうどお昼前でした。
中年おやぢの旅行なので昼から豪勢に宴会モード突入です。

まずは名物アナゴ飯を味わいました。アナゴはぶつ切りされていて、感触はかなり歯ごたえがあります。(蒸してなさそう)味付けはかなりしょっぱめですね。


ビールも飲んで良い気持ちでフェリーに乗り込みます。そして特徴のある海の中の鳥居が見えてまいりました。
フェリーを下りた所で、全員ではないですが記念撮影(笑)

さて宮島観光というところで、何やら観光案内所が放送をしております。ガイドツアー云々という事で全員で申し込みました。1人500円で宮島の路地裏を案内してくれるとのこと、普通の観光客では行かないような所を紹介してくれるみたいです。




ガイドスタッフのおじさまはとても紳士で、丁寧に対応していただけました。
全然観光客のいない山坂道を1時間半歩きとおしました。ようやっと厳島神社手前までやってきました。ここでガイドツアーは終了です。宮島の歴史や(神話)成り立ちが私たちも解るように説明して頂き本当に勉強になりました。厳島神社はこれは見事としか言えないほどの威厳と壮大さを持っています。




さて宮島観光には結構時間がかかりました。
お土産屋さんの数もものすごくて、本当に皆さんで切磋琢磨して宮島を盛り上げているのがわかります。
名物もみじまんじゅうや、広島牡蠣の店なんて本当に沢山有ります。



帰りもフリー切符の市電で広島に戻るという意見もあったのですが、ここは早く戻りたいという事で、平行して走る山陽本線で400円払い、約20分で広島まで戻りました。

ホテルにチェックインし、荷物を置き夜の街に繰り出すのですが、今日の晩餐会会場の選定に非常に手間取り、各人の好みを統合するのには無理がありました。というのも牡蠣が嫌いだという方が一名おりまして、広島では牡蠣料理をはずすほうが難しいのです(笑)
ようやっと店の選定も終わり、予約を入れます。今日のお店は旧広島球場そばの広島酒呑童子さんです。またもや広島駅から市電に乗り込みます。
お店に到着、奥の座敷に通されます。まずはビールで乾杯。
一発目の大生ビールからびっくりしました。量がすごい。(左は中ジョッキ)
生牡蠣(1個@400)も本当にとろけるように美味しいです。新鮮サイコー。
きき酒セット、680円でこのボリューム、吟醸酒と純米酒です。
牡蠣を食べられない人が頼んだステーキ。これも美味しかった。
鍋も
焼き牡蠣も最高でした。
クーポン使って10%引いてもらい、おひとりさま約4000円でした。今回のお店の選定は当りでした。
(広島カープの選手や他球団の選手の色紙も色々飾ってありました)



お店から目と鼻の先の原爆ドームをチラ見し、
またもや市電に乗りこみに
今度は歓楽街に繰り出します。食欲組とおねえちゃん組と二手に分かれ行動します。

自分が向かった先は、お好み村広島焼き(お好み焼きに近い)を是非食べたいという事でやってきました。




普段はお好み焼きはあまり好きではないのですが、広島焼きはお好み焼きと焼きそばの合体品見たいで気に入りました。
麺は生麺を注文毎にゆで上げて使います。その為麺の味がとても良い物でした。
ここでもビールをしこたま飲んでしまい、結構へべれけでホテルに向かいます。

帰りも市電です。本当に便利です。考えてみれば長崎も鹿児島も市電が走っていたっけ。



二日目


部屋到着後、午前2時半までベットの上で気絶してました。その後朝6時半まで寝、朝シャワーを浴びて軽くホテル回りを散歩、そして朝食、

8時35分にチェックアウト致しました。
今日は呉に向かう班と、岩国錦帯橋に向かう班に分かれ行動です。
自分は錦帯橋に向かいました。山陽本線で岩国まで向かいます。広島から45分程度、料金は740円でした。JRの岩国駅レベルでもエレベーターが設置されていないんですよね。ベビーカーで苦労している女性を手伝ってあげて喜ばれました。
岩国駅から市営のバス、いちすけ号に乗り込み錦帯橋に向かいます。料金は240円でした。
そして誰もが見たことがあるこの風景、
岩国城とのコンビネーション。
全体としてはまだ紅葉には早かったですが、良い風景をみさせて頂きました。そしてこの錦帯橋周辺を案内してくれるボランティアが(日曜日だった)地元小学生で、この土地を大事にしているんだなと思いました。錦帯橋周辺を結構長い間見学し、またバスで岩国駅に戻ります。

帰りのホーム階段では歩行補助車で苦労しているおばあちゃんの車を持ってあげ、喜ばれました。なんか優しくしてあげると気持良いですね。


岩国駅から山陽線で広島に戻りました。ちょうどお昼頃でしたので、昼食何すると色々な意見があったのですがやっぱ広島焼きでしょといことで街中を歩き回ったのですが昼間はどこも休み、結局昨日のお好み村近くのへんくつやさんに伺いました。(八丁堀電停そば)

まずはビールで乾杯。


お腹が空いていたこともあり2回続けてても美味しく頂きました。超お腹いっぱいです。




食後歩きながら、広島平和記念公園に向かいます。昨晩見た原爆ドームとはまたイメージが違います。

日本人以上に真剣に見学している外人さんが多く見受けられました。どういう気持ちで見学しているかはわかりませんが、オバマさんにも是非訪問してほしいです。
犠牲になられた方々に心から手を合わせ、ご冥福をお祈り致しました。
原爆の子の像
本当につらくなります。
日本人としてまたまた考えさせられました。長崎・知覧・広島・沖縄など一ヶ所でもかまいませんので訪問して、戦争について考えて見る必要が有ると思います。



広島駅から空港連絡バスに乗り広島空港に着きました。
お土産を買い、一杯やって(笑)
機上の人となり、
あっという間に羽田に到着です。
羽田で皆さんに別れを告げ、空港リムジンバスで地元まで帰って着ました。
帰りにサミットでおつまみを買い、帰宅後家で一杯やりました。
ものすごく食べすぎ飲みすぎでなんだか5㌔以上太った感じがします(笑)
色々な事を学んだ良い旅でした。



総括
今回観光についてものすごく刺激を受けました。

広島も宮島も、世界遺産です。
その為ものすごい数の観光客がいますが、はっきりいってどれも風景や原爆被災地というだけでお客さんを呼んでいるとは思いません。そこにはお買い物があり、名物料理があります。
宮島の牡蠣、アナゴ丼、もみじまんじゅう店なんてどのくらいの数があるのでしょう。
広島のお好み焼き屋さんなんて、いったい何軒あるのか見当も付きません。

どれもこれもB級グルメ、決してばかうまいというものではありませんが、各店舗の相乗効果で競い合いお客を呼んでいると思います。けっして有名店一軒だけでは観光は成り立ちません。公務員的な考えでは絶対だめです。競争が必要です。もし真剣に観光地を目指すのであれば、テーマを決めて、たとえば地元特産品であれば地元商店が特産品を各店舗で情報共有し、それをお客様に提供できるような体勢を築き、味を競う事により全国的に有名にできるのではないかと思います。テーマを決めそれを商工農が一体となり競い合なければ絶対だめです。

それが観光客を呼び込み地元を盛り上げる機運になるのではないでしょうか?

皆さんにもライバル店やライバル会社があるでしょう。無い会社は先が無いですね(笑)

1 件のコメント:

スンジャ さんのコメント...

1つ訂正させて頂きます。
〈妻を起こし駅まで送ってくれるよう頼み〉では無く

熟睡している夫を起こしたのは私です。
起こさなかったらいったい何時まで寝ていたのでしょうか。