53歳という若さで旅立たれたN先輩。
あまりの病気の進行の速さに絶句してしまいました。
御自宅には、まだ温かい先輩を前にして現実なのか判断できない自分がいました。
酒を飲むとお互いべろべろになるまで楽しい深酒をしてしまった先輩。
でも、もう一緒にお酒を飲む事が出来ないのですね。
悲しいのは、先輩の温かみや言葉をもう感じる事が出来ないという事。余命3~5年と思っていた事が、わずか半年程で完結してしまった現実。
本当に悲しいです。
自分が入部した時に部長と言う立場で有ったからかもしれませんが、私の入部挨拶をとても大切にして頂き、事あるごとにそれを披露して私を認めて下さいました。始めて社会で認められるという感動を味わいさせて頂きました
人を認める、たった3歳しか違いませんが本当の大先輩でした。
今までに代表としての数々の挨拶を聞きましたが、N先輩ほど聴衆の気持ちを汲んだ挨拶を出来る方は他にいませんでした。それほど他の方の気持ちを感じる事が出来る優しい先輩だったのだと思います。
また自分が部長の時は一番怖い、存在感のある先輩でした。
現役の時は、それは違うな高辻ちゃんと・・・・・・・・・・・何百回言われ、
それに立ち向かい、自分の考えの甘さを気付かされました。
時には心底腹が立つ時も有りました。
でもそれが有ったからこそ今の自分が有るのだと思います。
気付きを与えてくれた先輩。
「人は利が有る方へついて行くんだよ」だから魅力有る人間にならなくてはだめなんだよ。
「青年部は小さなろうそくの炎を絶やすことなく受け取り渡していく、点ではなく線の活動なんだ」
もっともっと数々の言葉が有ったのだと思いますが思い出す事が出来ません。
でも心だけは通じて分りあえていたと思います。
先輩の行動、意志、受け取りました。
青年部で一緒に学んだ仲間たち。
N先輩の仲間になれた事が、この仲間の財産です。
そして恥じぬよう精一杯勉強し、生き通します。
本当に有難うございました。
2 件のコメント:
本日は 大役 お疲れ様でした。
高辻さんの 読まれた 「弔辞」本当に心にしみました。わたくしたちの気持ちを代表して 上手に先輩に 伝えていただき ありがとうございました。
高辻さんは やっぱり凄いです。
是非またゆっくりと お話をしたいものです
お互い体に気をつけて良い年を迎えましょう
同級生の 松本敏裕より
としひろさん
コメント有難うございます。
本番は伝える事に集中しました。
しかし家での練習中は泣けて泣けて本当に苦しかったです。
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