まず先日購入したOyama Crosstown Folding Bikeです。
納車時の組み付けは相当いい加減で、気に入らない所が多いので、特にワイヤー系の部分を中心に改良を加えます。といっても新たな部品の購入とインストール、そしてメンテが中心です。
まず安全面から真っ先に交換したかったフロントブレーキ、テクトロを外し、シマノR650をインストールしました。ついでにブレーキケーブル類のグリスアップをフロント、リア共に行います。
アウターケーブル内にはモリブデン系浸透スプレーを吹き、インナーケーブルにはデュラグリを塗りたくります。これでワイヤー類はスムーズに動くようになるでしょう。
アウターケーブルの長さも調整して不要な長さはカットしました。
この自転車だとなんとなく遠乗りしたくなるかもとの思いから、激安SPDペダルを購入しました。
WIGGLE
Shimano M424 SPD Pedals
£26.66 1ポンド120円
ショートタイプのリアディレ―ラーを装着したのでチェーンの長さを調整し 、またメインテナンスを考えKMCミッシングリンクを装着いたしました。
変速性能の悪いリアディレイラー・ティアグラロングをあきらめ、余っていた105ショートタイプ、リアディレイラーに変更致しました。そしてフロントディレイラーワイヤー類を始め、すべてのワイヤー内部をグリスアップをはかりました。
というのも、新車納車時に一番感じたのはワイヤ―類の動きの渋さでした。特に変速レバーなどは親指が擦れるか、握力が無くなるかというくらいフロントも、リアも渋くどうしたものかと考えてしまいました。
フラットバー系ではお気に入りのバーエンドではない取付方法。
これはいいんですよ。脇は閉まるし、第一ブレーキかける際親指がバーにかかるので、指が外れる心配が無い事や、ポジションの自由度などドロップハンドルのSTIレバーと同じような安心感が得る事が出来ます。
ハンドルポストは5センチ切断して一杯まで下げました。但しこのポストは溝があるので通常のパイプカッタ―では切れません。素人さんは鉄ノコで切断が良いでしょう。自分は工業用の切断機があるので楽でした。
サドルも激安品を購入。裏見ると安そうなのですが、座面は広いし見た目は良いし座り心地も堅目で良いものでした。
WIGGLE
Selle Italia XO Flow Saddle
Black W 146mm x L 272mm
£18.08 約1ポンド120円
標準でボトルゲージの取付穴が有りました。助かりますがかなり寝ているので剛性のあるボトルゲージでないとボトルが脱落しますよ。サイドスタンドは最初から取りつけて有りました。やっぱ便利です。
自分なりに良くする方向でいじってみました。ブレーキも変速も大変満足いく結果になっております。スピードの乗りも良いですし、軽快感も素晴らしいと思います。ただし折りたたみ小径車独特の癖はあると思います。 切れ込む感覚はありませんが、キャスター角で無理やり作った直進性など好みのわかれるところだと思います。そして最後はやはり剛性感が不足でしょうか。MEZZOと2台しか比較していませんので、他の折りたたみ車の剛性感がどうなのかはわかりませんが、フレーム中央から折るというのはかなり無理があるのではないかと思います。もしこの自転車をスポーツ自転車として考えるならやめた方が良いと思います。あくまでも本来の使い方、折りたたんで持って行って緩く使うには最高だと思います。
現在でも安いですしね。
http://www.chainreactioncycles.com/Models.aspx?ModelID=55564
あ、でも思いついたのはこの自転車にドロップハンドルを装着したら良いかもと今ひらめきました。今のポジションはちょっと窮屈だしもう少し状態を前に出したいので検討しましょう(笑)
注意
ある程度自分でメインテナンス出来る方でないと海外通販自転車はやめた方が良いと思います。かなり組み付けも荒っぽいですし、フレーム等に傷が付いている事も有ります。
最低限、ワイヤー類の交換やディレラーの調整を出来る方、専用工具を買って自転車整備に挑戦してみたい方以外はやめておいた方が良いと思います。
あくまでも自己責任の範疇で考えて下さい。
MEZZO d9もいじってあげましょう(笑)
WIGGLEで現在でも激安なサドルをインストールしました
Prologo Vertigo Max Ti 2.0 MTB Saddle
£29.16 約3500円 座り心地がこの自転車に会ってます。
こちらの自転車もハンドルポストを4センチ切断致しました。こちらのパイプは心円なのでパイプカッタ―でも切断は可能です。ハンドルを思いきって下げた分、ミノウラのボトルゲージアダプターの取り付け部も思いっきり下げました。少しでも重心を下げたいとの事からです。
但し新しくしたオールプラスティックのボトルゲージでは 、剛性が不足でボトルを保持する事は不可能です。トピークのボトルゲージには何も落ち度はなく、通常とは力が反対方向に働く為、受けの部分が金具タイプでないと衝撃でそのたびボトルが外れる事態になると思います。
2台を乗り比べてみて
あらためてMEZZO d9の素晴らしさがわかりました。
まず端的に申しますと車体剛性が全然違うという事です。
ポジションは大柄な外人さんが乗っても良いほどゆったりしています。特にこのモデルはハンドルバーが多少変形してるタイプなので角度を変えるとかなりポジションの自由度が有ります。またハンドルポスト部を下げたおかげでかなり前傾のポジションを取れるので前軸荷重が増え、安定性が増しました。
どんなに軽くても、どんなにコンパクトになろうともやはり安心して乗れるのはがっちりした車体だと思います。折りたたむ構造、フレーム溶接の綺麗さなど、ユーザーを満足させる部分も持ち合わせていますし、走行性能も素晴らしいと思います。今まではなんとなくこんなものかと思っていましたが小径車同士の対決では断然MEZZOです。
この自転車でしたら数万キロの走行、そしてキャリアに荷物を乗せてのツーリングなども決して無理でないと思います。そしてフェンダーは良いですね。雨でも気にせずに乗れますものね。
素晴らしい自転車にめぐり合いました。
MEZZO現在では海外通販でも購入できなくなってしまいました。(希少車になってしまった)
お買いあげは日本名 ORI BIKE からお願い申し上げます。
後のメインテナンスなど考えたら絶対お得だと思います。
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