このタイトル長すぎの委員会から(笑)新規事業の提案を求められています。
今年度は自転車で巡る地図(マップ)で決まりです。
来期の新事業をどうするか、悩み所なのですが、2年以上前に我街新座の事を想い提案させて頂いた事があったなと、今更ながら思い出しました。古いメールを探してみると有りました、自転車活用の観光都市新座がテーマの提案です。
2008年1月22日に市長へのメールとして観光都市新座へというタイトルで提案させて頂きました。
ちなみに新座市では市長宛てに直接メールを送る事が出来ます。返信は 新座市企画総務部秘書広聴課という所から返ってきます。
その時のメールの内容はこの通りです。
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Sent: Tuesday, January 22, 2008 12:16 PM
Subject: 観光都市新座へ
いつも大変お世話になっております。 少し思いつきのの意見ですが、述べたいと思います。
観光都市新座・名所旧跡までのアクセスについて
シャトルバス等の廃止、および各駅からのバスの便が極めて悪い。 また、徒歩での遊覧は距離がありすぎて、一部健脚者を除きあまりにも困難。
市長の言われている新座市中をフィールドミュージアムとする構想の中で 一番の問題はここにあると思います。
そこで新座市に来ていただける方たちに少しでも良さを知っていただけるために レンタサイクルを提案いたします。自転車ならば一日20キロ程度までは 通常の方であれば問題なく走れると思います。
レンタサイクル基地を新座駅地下駐輪場・もしくは近辺にする。 自転車はシルバー人材センターで修理した、中古自転車を用意する。 利用者には最低限の料金を徴収する。
参考 京都 レンタサイクルなどで検索をかけてください
自転車道の整備
車道と自転車道の分離した、自転車道を整備する。またモデルコースを 用意する。 名所旧跡には自転車置き場を整備する。
参考 http://www.pref.saitama.lg.jp/A08/BF00/gyoumu/gp8/gp8_jite.htm
http://www.jitensha-do.jp/
これからの時代はECOです。新座市がいかにECOに取り組んでいるか を示すよい機会になると思います。
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そして新座市 秘書広聴課から返答があったのは同年2月27日の事です。
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新秘収第836号 平成20年2月27日
高辻 豊 様
新座市長 須 田健 治 (担当 秘書広聴課)
時下、ますます御清栄のこととお喜び申し上げます。 日ごろから、市政につきましては深い御理解と御協力を頂き、厚く御礼を申し上げ ます。 さて、高辻様から頂きました市長へのメールにつきまして、下記のとおり回答を申 し上げます。 記 現在、新座市では、「観光都市づくりアクションプラン」において、「フィールド ミュージアムのまちをつくる」という方針を掲げ、様々な事業等を実施しておりま す。 このフィールドミュージアム構想は、個々の資源を磨くとともに、点在する自然資 源や歴史的文化遺産等を、野火止用水を「背骨」とした緑道や遊歩道、交通機関等で 繋ぎ、「発見の径(こみち)」として魅力アップを図るものです。 この施策の一つとして、自転車の貸出しにつきましても、「新たな交通システムの 検討」をアクションプランの中に位置づけており、レンタサイクル事業等の交通シス テムの導入に向けて検討を行っていくこととしております。 今後につきましては、各観光拠点の整備状況や、各種体験型イベントの実施状況等 による来訪者の動向を考慮しながら、レンタサイクルの事業化に向けて検討してまい りますので、今しばらくお時間を頂きたいと存じます。 続きまして、自転車道の整備についてお答え申し上げます。 自転車は、道路交通法上軽車両の扱いになり、本来は車道を通行することになりま すが、現実として車道通行が危険と感じることから、歩道を通行する傾向がありま す。 志木駅に向う新座中央通りの歩道は、道路交通法上の「自転車及び歩行者専用」に 指定しておりますが、歩行者及び自転車用に分離しておらず、双方が譲り合って通行 しております。 仮に歩道を自転車用と歩行者用にそれぞれ分離する場合には、双方とも2メートル の有効幅員が必要となります。しかし、歩道には緑地帯や街路樹もあることから、本 市の歩道の場合、この新座中央通りを除くと分離する幅員を確保することは困難であ りますので、歩道内を双方が譲り合い通行をしていただくような形態が現状の中では 最良であると考えております。 また、都市計画道路のような広い幅員の道路であっても、車道と歩道の間に自転車 レーンを設けることとなると、車道に右折レーンを確保することができなくなること や地先の商店などの荷降ろしの支障となること等地元の了解が得られないと考えられ ますので、現段階での自転車道の設置は困難であると考えております。 なお、自転車と歩行者の衝突事故が急増していることを受け、過日、国土交通省及 び警察庁が、車道と歩道を区分した「自転車専用路」の整備を進めるモデル地区に全 国98か所を指定し、事業化を進めていくとの新聞報道がなされましたが、このよう なモデル地区は十分な道路幅や歩道幅がある箇所とのことですので、御理解を賜りた いと存じます。 この度は貴重な御意見をお寄せいただき、ありがとうございました。 (所管:観光都市づくり推進室、道路整備課)
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という事でした。
改めて読み返してみると、2年以上前から今取り上げているテーマそのものなのです
自画自賛(笑)
ですが何も進展しておらず簡単に始められそうなレンタサイクルも、道路整備が伴うので難しいかもしれませんが法的に車両である自転車の車道通行徹底化(車道、自転車道、歩道の分離)など進展が見られません。
南西部地域を見ても、川越街道バイパス部、朝霞警察署から英橋部分までの新座市分は路側帯が無く、近隣では一番自転車が走りづらい道路だと思います。
最近びっくりしたのですが、ウィークデ―の川越街道は自転車通勤している人がとても多く、皆車道をヘルメットをかぶり走行しております。ここのところの健康ブームとECOに対する想いなど大変良い傾向だと思いますので、なんとか自転車が安心して走れる街にしたい、その為にも皆さんの理解を得られる方法を考えなくてはいけないと思います。
もし宜しければ先進地 新潟県新潟市の取り組みをご覧頂ければと思います。
http://www.city.niigata.jp/info/dosou/jitensha/index.html