昨日の夜のミーティングでも決まらなかった最終目的地、
自分は八幡平を希望し、長男は小岩井牧場や盛岡観光を希望します。
朝4時30分に外を見てみると、少し霧雨が降っており、八幡平も天気悪いかもしれません。
お互いに妥協点を探っていると、温泉なら行きたいということになって、長男の仲間推薦の乳頭温泉・鶴の湯を目指すことになりました。
工程的にも今日は短い距離なので、2度寝して6時30分起床し、8時前に出発しました。
キャンプサイトはこんな感じで、良く整備されています。
用意を済ませ、テントを撤収、返却します。
秋田県との県境、国道46号線・仙岩トンネルを目指し、あえぎあえぎ登ります。結構傾斜きついです。
トンネルを抜けると、そこはピーカンの天気でした。太平洋側(岩手県)は、寒流と暖流がぶつかり雲が発生しやすいそうです。左手方面が岩手県側で雲が引っ掛かっています。フェーン現象で乾燥した高温です。
田沢湖町で朝飯(コンビニ弁当)を取り、昼食分も買います。田沢湖駅で帰りの電車時刻を確認し、いざ乳頭温泉に出発しました。
八幡平や、秋田駒ケ岳がとても綺麗です。
途中、湧き水で美味しいお水を頂き、たっぷりボトルにも詰めました。
しかし、行けども行けども乳頭温泉標識は出てきません。
そのうちトンネルなども出てきて、おかしいなと思い地図で確認してみると7キロ程度ミスコースです。とんでもなくミスコースをしていました。
あわてて戻りましたが、疲れました。
乳頭温泉への登りは、この世のものとは思えないほどの辛さです(今までで一番でした)。まさに地獄のような苦しみです。
長男は、さっきのミスコースから不機嫌で、さっさと行ってしまいます。途中休んでいるのが見えましたが、自分を確認すると嘲笑う様に出発してしまいます。
鶴の湯への分岐で、長男は痛恨のミスコース、1キロほど無駄に山を登っていたそうです。自分はオンコースで無事鶴の湯に到着しました。心底ざま~みろと思いましたね(笑)
鶴の湯、手前約1㌔はダート(未舗装)です。
よく温泉紹介のテレビなどでみた事がある風景です。
温泉は、まさに天国、信じられないぐらい気持よさです。
でもここでも、裸の人めがけて、アブが近寄ってきます。湯船周りには蠅たたきが沢山用意されています。長男はアブ狩をしていました。
20年以上前は秘湯だったのかもしれませんが、車がバンバン入れる今では秘湯というよりは、秘湯情緒を楽しむといった方が正解かもしれません。
自分たちは人力で到達したので、秘湯だったのですが(笑)
温泉でゆっくりした後、田沢湖駅にむけて、ダウンヒルです。あの苦しかった登りも、下りでは70㌔近くでる快適な走行です。
田沢湖駅・秋田新幹線が走っているのでモダンな駅舎です。
田沢湖駅で輪行袋に自転車を詰め、盛岡行き鈍行列車に乗り込みます。
駅中で、お土産を買い、立ち食いそばを食べて
新幹線はやてなどは、全席指定なので、自由席があるやまびこ66号で、車中の人となりました。
おつまみ大量に買い込み、ビール、ウィスキー、焼酎など、完全酔っ払いモードです。
途中意識を失いました。はっと気がつくと大宮到着7分前です。寝てる長男を起こし、あわてて新幹線を下りる用意をします。定刻9時30分に大宮に付き、埼京線、武蔵野線で新座まで輪行しました。
新座駅で自転車を組立、女房実家まで自走で帰り、今回の旅は終了致しました。
実走行距離 74㌔(ミスコースを含む)
全走行距離 698㌔
感想
- 走り逃した、青森までは、また次回夏、宿題として楽しみをとっておきたいと思います。
- 次回は盛岡スタートにしたいと思います。
- おっさんに付き合ってくれた長男に感謝します。機会があったらまた行きましょう。今度は費用少しは出せよ!(笑)
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