昨年の夏休みは震災などの影響でどうしても旅に行き気になりませんでした。
今年は4年前に長男と旅した東北、青森までの旅の残りの部分をどうしても実走したく思い切って単独で出かけることに致しました。4年前の内容はこちらをご覧ください。
さて今回は前回最終地であった乳頭温泉郷から、田沢湖駅をスタートと致します。大宮まで武蔵野線、京浜東北と乗り継ぎ大宮駅から新幹線こまち号に乗車することと致しました。尚乗車券は駅ネットで事前に購入してあり、車両最後部、自転車が置きやすい位置を予約購入してあります。
行程はガーミンGPSによる地図を参考にしてください。
今回はキャンプ道具一式が約10キロ、自転車が12キロ程度ありますので体重+22キロ程度の重量負荷になります。
乳頭温泉郷への分岐を過ぎだんだんと登りがきつくなってきます。特に宝仙湖から玉川温泉近くまでは地獄のような傾斜で本当に何やってんだかというくらい後悔しました。
バイクはシフトアップしながら坂を登って行くのですが、自分の自転車はこれ以上軽いギアが無い状態で必死で漕ぎつづけます。
交通量の少ない静かな道をハーハーヒィヒィー言いながら、ようやっと標高差800mを登り切り峠に着きました。
この場所は大場谷地園と呼ばれるところでとてつもなく自然なところです。熊も出るそうです。
人っ子一人いないので怖くなってさっそく下りに入ります。人生下り坂サイコーなんて言いながら気持ちよく下るのですがまた八幡平アスピーデラインに入るととんでもない急坂が苦しめます。そしてもう一つ厄介なのはブヨ、登りスピードが6キロぐらいに下がると汗だくの顔の周りや足めがけて飛んできます。女性には好かれないのにブヨだけには好かれるみたいで本当に嫌になります(笑)
また400m登りきり、ようやっと本日の露営地、大沼キャンプ場に到着しました。
管理人さんに露営の申し込みをし、テントを設営します。
ざーと見渡すとキャンプしているのはオートバイの1人と、大学の自転車サークル6名だけで本当に静かな環境です。大学の自転車サークルの人たちとは話をさせてもらい、自分が自転車を始めたのは子供が高校自転車部に入りその影響で始めたんだ言うと、なんだかとても喜んでもらいました。まあ自転車仲間というところは共通ですからね。
さてとてつもなく汗だくなので一刻も早く温泉で汗を流したいです。キャンプ場管理棟で温泉割引券をもらっていたので、少し離れていますがこの地ではとてつもなく有名な後生掛温泉に自転車で向かいました。宿舎の前では温泉がもうもうと噴出しています。
受付で日帰り入浴を頼みました。100円割引で300円、安いです。
そしてここは湯治宿でして、売店では日用雑貨から食料まで色々な物が購入できます。
肝心の温泉はたまらなく良いお風呂でした。写真を撮りたいところですが撮影禁止なので宿のHPを参考にしてください。
約1時間ゆっくりお湯につかりました。もう最高です。湯治だと結構安い費用で泊まれるので今度は宿にやっかいになりたいと思いました。
さっぱりした後、露営地に戻り一杯始めます。酒は先ほどの売店で購入してきました。夕飯は田沢湖コンビニで買ったおにぎりとカップ麺、焼き鳥缶詰でちびちびやりました。
そしてちびちびやっている間に管理棟地下にあるコイン洗濯機でひじょうにばっちいレーパンとジャージ等を洗濯し乾燥機にかけボケーと過ごし、だんだんと暗くなり午後7時にはテントの中に入りシュラフに包まると猛烈に眠くなりうとうとしてしまいました。そして午後9時に長男の電話で目が覚め、その後FBを更新してみたりしたのですががだんだんと寒くなり、明朝まで寒くて約2時おきに目が覚めるような状態でありました。夜中は少し雨が降ったり気持ち的にはブルーな気分です(笑)
本日の走行距離 約70㌔
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